新しい職場のL2スイッチでProcurve2510Gが導入されているのですが壊れました(涙)
NW機器についてBLOG書くのなんか10数年ぶりですが初期設定の備忘録残しておきます。
ライフタイムワランティに加入してるので壊れてもただで交換できるというのはお金のない情シスとしては大助かり。Ciscoの方が情報は多くて楽なんですが、ない袖はふれないので。
※一応動作確認はとってますが、何かあっても責任はとれませんので自己責任でオナシャス。多分2810くらいまではマニュアル見た感じ同じそう?
下記サイト様を参考にさせて頂きました。本当にありがとうございます。
IT x Diary
Yamachan.com by Masaki Yamaguchi
HP ProCurve [構築]
HPのカスタマーサポートの人に初期設定用のマニュアルのリンクおしえてといえば教えくれます。古い機種は型番でぐぐるよりそちらの方が速そう。
Management and Configuration Guide Y.11.XX (J9279A - 2510-24G and J9280A - 2510-48G only) (hpe.com)
1-2.OSの最新版をダウンロードしておきます。
https://h10145.www1.hpe.com/downloads/SoftwareReleases.aspx?ProductNumber=J9279A&lang=&cc=&prodSeriesId=
TFTP
xmodem
ネットワークの構成上接続できない場合はxmodeで実施しましょう。
速度変更
Command will take effect after saving configuration and reboot.
保存先を選ぶ
保存を押すと転送されて終わり。
ProCurve Switch 2510G-24# menu
メニューが立ち上がるので、8.Run Setupを選択する
デフォルトゲートウェイとIPを設定しておく。
各環境下でNTPに接続できる環境だと時刻合わせがしやすいかもしれません。
IP Configの部分までカーソルをもっていってスペースキー押下でステータスが変更できるのでDHCPになっているのをマニュアルにしてIPを入力します。Saveでエンターキーを押下するとメニューにもどるので5.CLIを押下します。
コンフィグを保存します。
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
設定が反映されているか確認します。
余談ですがこの交換機OSが若干バージョンアップされてますね。
転送に時間かかるのでTFTP使えるなら使える環境でやった方がよいです。あとPrimayにしか転送できないっぽいです。
メニューから7.DownloadOSを押下する。
ProCurve Switch 2510G-24# menu
MetodがTFTPになっているのをスペースキーを押下してxmodeに変更してエンターキー押下。
変更したらeXecuteでエンターキー押下
エンターを押すした後、テラタームのファイル→転送→XMODE→送信を選択してOSのファイルを選んで開くを押下する。
転送が始まる。
送信するファイルを選ぶ前にエンターキーを押してないと転送されないので注意すること。
転送が終わるとメニューに戻るので、5. Command Line (CLI)選ぶ。
CLIに戻ったら
保存して再起動する。
起動したらOSのバージョンが上がっているか確認
3-2.TFTP
ここではセカンダリをバージョンアップしていますが、プライマリもTFTPで可能です。
ProCurve Switch 2510G-24# copy tftp flash IPアドレス Y_11_52.swi Primary or secondary
yをしたら転送開始。
転送終わったら再起動
再起動したら、フラッシュのバージョンを確認する。
下記コマンドでプライマリへ
ProCurve Switch 2510G-24# boot system flash primary
CLI
現在の設定を確認する
Time Sync ModeをSNTPへ
ProCurve Switch 2510G-24(config)# timesync sntp
サーバのIPを指定する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp server IPアドレス
うちの環境はユニキャストなのでユニキャストに設定する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp unicast
変更されたことを確認する
インターバルを戻す
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp 720
保存
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
4-2.sshのキーをジェネレートする。
ログインにSSHを使っていてキーがない状態でコンフィグ戻すとSSHでエラーになって戻らなかった。
先に作っておく
キーをジェネレートする
うちの環境だこれで下準備終わり。
この時保存と適用をTFTPは間違えやすいので気を付けましょう。
やってる最中に間違えた。コンフィグは必ず作業のディレクトリを別に作ってそちらに入れておきバックアップ本体はいじなないようにしましょう。
LS03-P2510-01(config)# banner motd %
文字列を入力
最後%を入力してエンター
やっぱCisco以外の機械はめんどくさいな。安いけど。
NW機器についてBLOG書くのなんか10数年ぶりですが初期設定の備忘録残しておきます。
ライフタイムワランティに加入してるので壊れてもただで交換できるというのはお金のない情シスとしては大助かり。Ciscoの方が情報は多くて楽なんですが、ない袖はふれないので。
※一応動作確認はとってますが、何かあっても責任はとれませんので自己責任でオナシャス。多分2810くらいまではマニュアル見た感じ同じそう?
下記サイト様を参考にさせて頂きました。本当にありがとうございます。
IT x Diary
Yamachan.com by Masaki Yamaguchi
HP ProCurve [構築]
ProCurve Switch 2510G 初期設定
1.事前準備
1-1.HPからマニュアルを落としておきます。2021/04/22時点で閲覧できています。HPのカスタマーサポートの人に初期設定用のマニュアルのリンクおしえてといえば教えくれます。古い機種は型番でぐぐるよりそちらの方が速そう。
Management and Configuration Guide Y.11.XX (J9279A - 2510-24G and J9280A - 2510-48G only) (hpe.com)
1-2.OSの最新版をダウンロードしておきます。
https://h10145.www1.hpe.com/downloads/SoftwareReleases.aspx?ProductNumber=J9279A&lang=&cc=&prodSeriesId=
OSのインストールや、コンフィグの復元はWebUIが簡単。ただJavaのインストールが必要なのと、ブラウザの設定がいります。EdgeとChromeはだめっぽいです。
FirefoxかIE11でやる必要があります。
最悪初期状態に戻して保存したコンフィグから戻す。
→作業前は必ずコンフィグのバックアップを取得すること。
ProCurve Switch 2510G-24# configure terminal
ProCurve Switch 2510G-24(config)# erase startup-config
Configuration will be deleted and device rebooted, continue [y/n]? y
[Y] キーを押すと 、現在の設定を工場出荷時の設定で置換してスイッチをリブー トします。
[N] キーを押すと現在の設定を維持し、 リブートしません。
※この時パスワードとユーザ名はリセットされませんので気を付けましょう。
※OSのバージョンをアップしると初期化してもダウンはしないようです。
1-4.コンフィグの保存
交換機がCLIでアクセスできる場合で、そこから最新版のコンフィグを保存したい場合1-4.コンフィグの保存
TFTP
ProCurve Switch 2510G-24# copy startup-config tftp IPアドレス コンフィグファイル名
xmodem
ネットワークの構成上接続できない場合はxmodeで実施しましょう。
速度変更
ProCurve Switch 2510G-24# configure terminal
ProCurve Switch 2510G-24(config)# console baud-rate 115200
9600だとおっそいので115200にする。
9600だとおっそいので115200にする。
Command will take effect after saving configuration and reboot.
ProCurve Switch 2510G-24(config)# exit
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
ProCurve Switch 2510G-24# reload
スイッチは再起動が必要です。
テラターム「設定(S)」の項目から「シリアルポート(E)」を選んでスピードををデフォルトの9600から115200に変更して現在の接続を再設定を押下する
コンフィグ保存
ProCurve Switch 2510G-24# copy startup-config xmodem pc
Press 'Enter' and start XMODEM on your host...
Enterを押下
ファイル(F)からテラタームの下記のようにする
コンフィグ保存
ProCurve Switch 2510G-24# copy startup-config xmodem pc
Press 'Enter' and start XMODEM on your host...
Enterを押下
ファイル(F)からテラタームの下記のようにする
保存先を選ぶ
保存を押すと転送されて終わり。
2.コンフィグを流し込むためのIPアドレスを設定してパスワードを設定する
メニューを立ち上げるProCurve Switch 2510G-24# menu
メニューが立ち上がるので、8.Run Setupを選択する
デフォルトゲートウェイとIPを設定しておく。
各環境下でNTPに接続できる環境だと時刻合わせがしやすいかもしれません。
IP Configの部分までカーソルをもっていってスペースキー押下でステータスが変更できるのでDHCPになっているのをマニュアルにしてIPを入力します。Saveでエンターキーを押下するとメニューにもどるので5.CLIを押下します。
コンフィグを保存します。
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
設定が反映されているか確認します。
ProCurve Switch 2510G-24# show running-config
Running configuration:
; J9279A Configuration Editor; Created on release #Y.11.41
hostname "ProCurve Switch 2510G-24"
console baud-rate 115200
snmp-server community "public" Unrestricted
vlan 1
name "DEFAULT_VLAN"
untagged 1-24
ip address dhcp-bootp
exit
余談ですがこの交換機OSが若干バージョンアップされてますね。
3.OSのバージョンアップ
3-1.xmode転送に時間かかるのでTFTP使えるなら使える環境でやった方がよいです。あとPrimayにしか転送できないっぽいです。
メニューから7.DownloadOSを押下する。
ProCurve Switch 2510G-24# menu
MetodがTFTPになっているのをスペースキーを押下してxmodeに変更してエンターキー押下。
変更したらeXecuteでエンターキー押下
エンターを押すした後、テラタームのファイル→転送→XMODE→送信を選択してOSのファイルを選んで開くを押下する。
転送が始まる。
送信するファイルを選ぶ前にエンターキーを押してないと転送されないので注意すること。
転送が終わるとメニューに戻るので、5. Command Line (CLI)選ぶ。
CLIに戻ったら
保存して再起動する。
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
ProCurve Switch 2510G-24# boot
起動したらOSのバージョンが上がっているか確認
ProCurve Switch 2510G-24# show version
Image stamp: /sw/code/build/cod
Apr 11 2018 16:26:31
Y.11.52
133
Boot Image: Primary
3-2.TFTP
ここではセカンダリをバージョンアップしていますが、プライマリもTFTPで可能です。
ProCurve Switch 2510G-24# copy tftp flash IPアドレス Y_11_52.swi Primary or secondary
yをしたら転送開始。
転送終わったら再起動
ProCurve Switch 2510G-24# boot
Device will be rebooted, do you want to continue [y/n]? y
再起動したら、フラッシュのバージョンを確認する。
ProCurve Switch 2510G-24# show flash
Image Size(Bytes) Date Version
----- ---------- -------- -------
Primary Image : 3390986 04/11/18 Y.11.52
Secondary Image : 3390986 04/11/18 Y.11.52
Boot Rom Version: N.10.02
Current Boot : Primary
なんらかの原因でセカンダリでブートに代わったのをプライマリに戻す。ProCurve Switch 2510G-24# show version
Image stamp: /sw/code/build/cod(cod11)
Jul 16 2009 02:13:03
Y.11.12
676
Boot Image: Secondary
下記コマンドでプライマリへ
ProCurve Switch 2510G-24# boot system flash primary
4.バックアップコンフィグ転送間にしておいた方がいいこと
4-1.時刻同期CLI
現在の設定を確認する
ProCurve Switch 2510G-24# show sntp
SNTP Configuration
Time Sync Mode: Timep
SNTP Mode : disabled
Poll Interval (sec) [720] : 720
TimeZoneを日本へ
ProCurve Switch 2510G-24(config)#time timezone 540 04/22/2021 18:33
TimeZoneを日本へ
ProCurve Switch 2510G-24(config)#time timezone 540 04/22/2021 18:33
Time Sync ModeをSNTPへ
ProCurve Switch 2510G-24(config)# timesync sntp
サーバのIPを指定する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp server IPアドレス
うちの環境はユニキャストなのでユニキャストに設定する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp unicast
変更されたことを確認する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# show sntp
SNTP Configuration
Time Sync Mode: Sntp
SNTP Mode : Unicast
Poll Interval (sec) [720] : 720
IP Address Protocol Version
-------------- ----------------
設定したIP 3
インターバルを短くして時間変更する
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp 30
時間が変更されたことを核にする。ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp 30
ProCurve Switch 2510G-24(config)# show time
Thu Apr 22 07:54:02 2021
インターバルを戻す
ProCurve Switch 2510G-24(config)# sntp 720
保存
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
4-2.sshのキーをジェネレートする。
ログインにSSHを使っていてキーがない状態でコンフィグ戻すとSSHでエラーになって戻らなかった。
先に作っておく
キーをジェネレートする
ProCurve Switch 2510G-24(config)# crypto key generate ssh
Installing new RSA key. If the key/entropy cache is
depleted, this could take up to a minute.
ProCurve Switch 2510G-24(config)# exit
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
ProCurve Switch 2510G-24(config)# exit
ProCurve Switch 2510G-24# write memory
5.configの転送
5-1.xmodeProCurve Switch 2510G-24# copy xmodem startup-config pc
Device may be rebooted, do you want to continue [y/n]? y
Press 'Enter' and start XMODEM on your host...
エンターを押す
テラタームのファイル→転送→XMODE→送信からバックアップしたコンフィグファイルを選択する。
転送が終わると再起動がかかります。
5-2.TFTPエンターを押す
テラタームのファイル→転送→XMODE→送信からバックアップしたコンフィグファイルを選択する。
転送が終わると再起動がかかります。
ProCurve Switch 2510G-24# copy tftp startup-config IPアドレス コンフィグファイル名
Device may be rebooted, do you want to continue [y/n]? y
この時保存と適用をTFTPは間違えやすいので気を付けましょう。
やってる最中に間違えた。コンフィグは必ず作業のディレクトリを別に作ってそちらに入れておきバックアップ本体はいじなないようにしましょう。
後始末
xmode様でファイル転送のために大きくしたbaud-rateを戻すLS03-P2510-01(config)# console baud-rate 9600
Command will take effect after saving configuration and reboot.
LS03-P2510-01(config)# exit
LS03-P2510-01# write memory
LS03-P2510-01# reload
おまけ
banner motdでメモ書きを入れるLS03-P2510-01(config)# banner motd %
文字列を入力
最後%を入力してエンター
その他
最初にセットアップする際に工場出荷状態に戻したときに、DHCP環境下でNW繋げちゃってて、IPとっちゃってさ、コンフィグ戻した後もshow cdp neighbors detailするとなぞのローカルIPが見えるという気持ち悪い状況になった。デフォルトIP設定をdisableしてしばらくして、conf tからvlan1にはいったらいつのまにか消えててた不思議。やっぱCisco以外の機械はめんどくさいな。安いけど。