ちょっと躓きましたが、簡単でした。(2022/05/26現在)

前提

有効期限が切れてからでないと更新作業が出来きないようです。
私の有効期限が2022/05/25までだったので、25日当日に作業をしたのですが上手くいきませんでした。

2022/05/25の状態

# subscription-manager list
+-------------------------------------------+
    インストール済み製品のステータス
+-------------------------------------------+
製品名:           Red Hat Enterprise Linux for x86_64
製品 ID:          479
バージョン:       8.6
アーキテクチャー: x86_64
状態:             期限切れです
状態の詳細:       
開始:             
終了:             

となってしまっていました。更新手順は下記にあるのですが
https://developers.redhat.com/articles/renew-your-red-hat-developer-program-subscription#

手順通りやっても上手くいきませんでした。

2022/05/26の状態

日付がかわって5/26で有効期限が切れた状態で手順通りに作業してみます。

  1. 1.Chromeのシークレットウィンドウ、Firefoxのプライベートウィンドウ、またはEdgeのInPrivateウィンドウでdevelopers.redhat.comを開きます。
  2. 2.RedHatログインIDを使用してサイトにサインインします。

ここで2022/05/25には出てこなかった、利用規約の同意画面が出てきます。
Snipaste_2022-05-26_09-47-23

利用規約に同意して、ログアウトします。

3.15〜20分待ってから、access.redhat.com/managementにログインします。

Snipaste_2022-05-26_10-08-09

1年間有効期限が伸びたことが確認できます。

サブスクリプションの登録

作業後今の状態を確認してみます。

# subscription-manager list
+-------------------------------------------+
    インストール済み製品のステータス
+-------------------------------------------+
製品名:           Red Hat Enterprise Linux for x86_64
製品 ID:          479
バージョン:       8.6
アーキテクチャー: x86_64
状態:             サブスクライブなし
状態の詳細:       有効なサブスクリプションでサポートされていません。
開始:
終了:

状態が期限切れ→サブスクライブなしに変わっているのが確認できました。

# subscription-manager register --auto-attach --force
→システムは一度登録されているので、--forceのオプションをつけます
登録の解除中: subscription.rhsm.redhat.com:443/subscription
UUID が xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx のシステムの登録は解除されました
ローカルデータがすべて削除されました
登録中: subscription.rhsm.redhat.com:443/subscription
ユーザー名: デベロッパーアカウントに登録した時のメールアドレス
パスワード:デベロッパーアカウントに登録した時のパスワード
このシステムは、次の ID で登録されました:  xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 
登録したシステム名: 登録したサーバのFQDN
インストール済み製品の現在の状態:
製品名: Red Hat Enterprise Linux for x86_64
状態:   サブスクライブ済み

これで登録作業がおわりましたので、アカウント画面で確認してみます。

access.redhat.com/managementのシステムをクリックします。

Snipaste_2022-05-26_10-19-44

先ほど登録したサーバーが登録されている事が確認できればOKです。

UPdate確認

アップデートなどが出来るかも確認しておきましょう。

更新作業前にアップデートしようとすると下記の様な状態になっていました。
# dnf check-update
サブスクリプション管理リポジトリーを更新しています。
メタデータの期限切れの最終確認: 2:42:48 時間前の 2022年05月26日 07時01分03秒 に実施しました。

更新作業後
# dnf check-update
サブスクリプション管理リポジトリーを更新しています。
Red Hat Enterprise Linux 8 for x86_64 - BaseOS (RPMs)              40 MB/s |  47 MB     00:01
Red Hat Enterprise Linux 8 for x86_64 - AppStream (RPMs)           41 MB/s |  44 MB     00:01
メタデータの期限切れの最終確認: 0:00:01 時間前の 2022年05月26日 10時26分42秒 に実施しました。

sos.noarch                       4.2-19.el8_6                        rhel-8-for-x86_64-baseos-rpms

更新作業が出来ました。

期限日に作業しようとすると作業が出来ないので、期限日が過ぎてから作業をするようにしましょう。

ちょうどこのタイミングでサーバの再構築をしようとしたので、UPdate出来なくて焦りましたが期限が1年ということを意識して作業をするようにしたらOKですね。